劣等感とコンプレックス

私たちはよく自分の劣等感のことをコンプレックスと言っていますが、 本来の意味は違います。たとえば「私って外見がよくないから」とか 「私は勉強できないから」と自分は外見がよくないことや勉強ができないことに 意識があって劣等を感じていれば劣等感です。

そんな自分の劣等感に気づいていないのがコンプレックスです

たとえば外見にコンプレックスを持っている人は、普段から 「恋愛は心の繋がり」や「恋愛は外見や容姿ではない」と主張しているにも関わらず、 自分の恋愛対象となる異性が現れると、たちまち容姿や外見に過敏に気を遣ったりします。 そして必死になってがんばったあげくに失恋してしまうと、 「結局あの人は外見で選んでたのか」、「外見で選ぶなんて最低」などと 言ってしまいます。その他、異性に何かしらのコンプレックスを持っている人であれば 「男は女の敵だ!男なんてみんな馬鹿だ」や 「女が男を選ぶなんて間違っている」などと根拠のない決め付けをして ぶつぶつ文句を言ったりします。

人間は誰しもコンプレックスを持っていますが、その度合いによって心理的、 精神的に大きな支障になることがあります。 もちろん、異性や恋愛に対して大きなコンプレックスを持っている状態で、せっかく良い出会いがあったとしても、恋愛発展への大きな障害にもなります。
劣等感やコンプレックスがあるのではないかという悩みがある場合は心理カウンセリングを受けてみるのもいいでしょう。

タイトルとURLをコピーしました