嫉妬は悪いイメージを持たれていますが、二人の関係を維持したり、 お互いの関係を深めていくためにはある程度必要なものです。 嫉妬された側も嫉妬している側の感情を容易に受容することができるので、 安心感や感情が高ぶることもあります。 しかし、あまりにも感情が強くなると嫉妬される側から「気持ちが重い」 などと感じさせたりするようなことがあるのも事実です。
嫉妬についてはどこまでが正常でどこからが異常なのかはハッキリと
定義されていないのですが、嫉妬の感情が自身で処理ができなくなるまでになり、
不安を引き起こしたりすると問題になるのだと考えています。
競争的な嫉妬
いわゆるライバル意識のことで、これが正常な嫉妬とされています。
投影された嫉妬
自分の願望について相手も同じ願望があるにちがいないという 勝手な思い込みをすることを投影といいます。 たとえばA男さんとB子さんの夫婦がいて、A男さんに浮気願望があったとします。 A男さんは「自分が浮気したいんだから、B子さんも同じように浮気したいはず」 と勝手な思い込みをします。 そしてB子さんが少しでも他の男性と話していれば、 「お前、そいつと浮気したいんだろう」と嫉妬、時としてB子を責めたりします。
妄想的な嫉妬
たとえば、付き合っている彼氏に対して「いつか別れてしまうんじゃないか」、 「いつか捨てられるんじゃないか」という不安から、 彼は他の女性と浮気しているという根拠のない妄想して、その妄想に対して嫉妬します。
嫉妬は正常なものから妄想的などの病的なものなどさまざまですが、
基本的に嫉妬は誰でも体験する正常な感情です。
しかし、異常なぐらい強い妄想的嫉妬になったりすると、
それは正常な嫉妬の感情が増大したものではなく、
本質的に違ったものだということです。
当恋愛カウンセリングは、そのような嫉妬の悩みも受け付けております。